現在畳を作る職人は畳工、畳屋などの名称で
呼ばれることが多いですが
昔はどんな呼ばれ方をしていたのか
鹿島出版社から発行されている畳のはなしという本の中に
その変遷をたどる章がありました。
抜粋すると一番古い文献に出てくる畳職人の名称は
「畳差」と言われていたそうです。
それから「畳刺」 「畳大工」となり江戸時代に
「畳屋」と呼ばれていた記録があるそうです。
その後明治時代ごろに「畳職」この呼び名は昭和期まで続き
戦後「畳工」と呼ばれるようになり今に至るそうです。
古くから日本に根付いてきた「畳」に歴史を感じるとともに
継承されてきた文化を後世に伝えていかなければならないとも強く感じます。
2017-11-03 20:39:48
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